コラム

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美容師国家試験

私も試験委員として

美容師国家試験の審査員の仕事をさせていただいていました。

美容師実技試験は春と秋の2回実施され、私が試験委員としてデビューしたのは、2月1日の本当に寒い日でした。

受験生達は朝の9時から始まる試験のために早起きをして練習を済ませ試験に臨みます。

会場の美容学校の教室はとてもキレイで大きな窓から明かりが差し込んでいました。ただ大きなその窓からは冬の冷気も感じるのです。

そんな中、受験生達は半袖で冷たいローションやスプレーヤーでウィッグを濡らします。

緊張感でいっぱいのその姿を初めて見た時、この日の為に過ごして来た月日と、今まで応援してきた家族や先生の期待を背負って試験に臨んでいる事に「必ず合格してほしい」という気持ちと共に涙が溢れてきました。

受験生が退場した会場で審査をするのですが…

美容学校でしっかりと学んだ技術で挑んでいる受験生の作ったオールウェーブは素晴らしい出来栄えで、感動します!

理事長となった今はその職務を辞任して、新たに管理美容で美容界を代表して、美容師の制度や美容組合の活動を説明するという、試験研修センターの仕事をさせてもらっています。

試験委員就任中には色々な事があり、本当に良い経験をさせていただきました。

美容界は美容学校をはじめ、この様な国家試験を運営している試験研修センターと関わり合って成り立っています。その結果、美容師として美容師免許証を持って美容師法を遵守して美容の業務を行う事ができているのです。

我々美容師も、この関わり合っている事に関心を持っていくべきではないでしょうか!

 

大阪府美容生活衛生同業組合理事長

北里 哲郎

 

私の尊敬する美容師のコラムを紹介します。

 

支え合い精神の組合について

 

みなさんは「支え合う」ということを意識したことがありますか。

私もそうなのですが普段の生活では仕事や家事に追われてあまり意識したことは

ないのではないかと思います。

しかし、私もみなさんも普段から誰かを支えているのです。

お店を支える。会社を支える、家庭を支えるなど、あまり意識していないところで

いろいろな方を支えているのです。

仏教では「縁」という言葉があります。

「ご縁」とは人間や動物、植物と生きとし生けるもの全ての存在が

お互いに関係しあってるということです。

相互に関係しあってるからこそ、全てのものがそれぞれに大切だと

私は考えております。

美容組合も美容界や美容師を盛り上げ支え合う「ご縁」の場だと思います。

先日 昨年加入致しました美容組合の総会に行ってまいりました。

お恥ずかしい話ですが美容組合の存在を知らなかったのです、

先輩美容師から誘われるまで。

総会に伺いますと加入歴50年で表彰された大先輩の先生方ばかり

緊張しましたがお一人お一人に挨拶に伺ったら快く迎え入れて頂き

またご縁が広がりました。

正直ですが美容組合に入らなくても今日まで営業することが出来ておりましたので

加入の際は先輩が誘ってくださるからという理由だけでした。

加入してみて分かったことですが勉強会や保険、

ここでは書ききれないくらいに美容師や美容室を守ってくれる

沢山の制度がありました。

オーバーストア、人材不足、苦悩に向かい合ったときこそ、

それをお互いに支え合うコミュニティーが必要になる。

仏教でいえばある種のサンガ (僧団) ですね。

大乗的なサンガ意識というか、みんなで苦というものを探求し、

支え合っていくような形でのコミュニティーが、これからの美容界には

必要なのではないかとも思います。

家族や友人、美容室で一緒に働いている人はもちろんですが、

なぜこのご飯が食べられるのか、道を歩けるのか、全ての行動をする時に

見ず知らずの誰かが知らないうちに支えてくれていることを

感じてみてください。

ボランティアのように誰かの支えになるように行動することも

尊いことだと思いますが意識していなくても誰かの支えになっていることも

尊いことだと私は思います。

私たちは沢山の方の味方であり、沢山の方が味方にいるともとれます。

美容組合とても心強いですね。

どうぞみなさん支え合っていることを意識してみてください。

そうすることで美容組合、美容界はもっと繁栄するのではないでしょうか。

 

富田林支部 aimere hair(エメールヘアー)木全 剛司(きまた つよし)

女性モード社 美容界より